天啓観測

Hi zombies!

作曲って、すごくね?

 「生は苦悩だが、音楽は束の間この苦悩を忘れさせる特別な経験である」とショーペンハウアーセンパイが言っていますが、概ね本当にその通りだと思います。

 


 またニーチェも「音楽なしには生は誤謬となろう」と。

 


 まあ彼らの芸術論は複雑だし難解でなかなかそう簡単には表せませんが、音楽が好きなのはこの言葉だけでなんとなく分かりますね。

 


 私も聴ける環境にある時は常に音楽を聴いているし大好きなんですが、あまりにも音楽らしい素晴らしい音楽を聴くと私の感情はその曲を飛び越して作曲家に飛んでいくわけです。

 


 「人には生まれつき音楽が流れていて、その音楽に似た曲を好きになる」という言葉をよく思い出すのですが、作曲家というのはつまり、自分に生まれつき流れている音楽を形にする人達なのかな、と思うわけです。

 


 その才能の尊さといったらないですよ。

 


 「音楽は人生の神秘への答えである。音楽は芸術の中でもっとも深遠なものであり、人生へのもっとも奥深い洞察である」ともまたショーペンハウアーは言っていますが、どうしてここまで音楽というものが精神的に解釈されるのだろうと言えば、それは基本的に目に見えないものだから、だと私は思うのです。

 


 これはどちらかを卑下している訳ではありませんが、私がよく作っている文章や絵という芸術作品とは次元が違うと、そう思うのです。

 


 音楽とは何か、という定義に入っていくと本が一冊できてしまうのでガン無視しますが、芸術作品としてほかの芸術作品と一線を画している音楽を見る(聴く)とき、特別な視点を忘れたら嘘になると思います。

 


 厳密には存在しないものを創り出すという才能。作曲という文化、大好きだし、作曲家という人種、大好きなんですよね。

 

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