天啓観測

Hi zombies!

兎田ぺこらの何がどのように可愛いのかについて、もっと考えるべきだと思う。

兎田ぺこらの好きなとこ


・語尾の付け方
・語録
・言語野
・ビジュ


 細かいことは言わない。細かいことは好きになった後に知るから。だから私はもっと抽象的な、ぺこぺこぺこーらの良さについて話さなければならない。そういう使命を抱えて生まれてきた。母が私を産んだ時も、その横にいた助産師が「20年後の出会いに」と言ったそうだから。




・語尾

 みなさんは明日から「語尾をぺこにしなければならない法律」が施行されたらどうしますか? そう、どこにぺこをつけるぺこですぺこですか?
 非常に重要なことなんですけど、兎田ぺこーらの語尾の付け方は常軌を逸しています。これは、言語野に定着させるレベルで使いこなしているということなんですよ。実例をここで見てください。
「癖が強えぺこなんじゃ!」
 これはあの千鳥ノブの「癖が強いんじゃ」を配信でパロディした時のことなんですが、この異質さ、通じますか? だって普通「癖が強いんじゃぺこ!」になるじゃん。そこに「ぺこ」、挟んでいいの!? いや、ルールなどないけど! これは一朝一夕の「ぺこ」ではない、そういう恐怖と畏敬を抱きませんか。こわいぺこだよ……



・言語野

 言語野の話をしたんですけどね、そこから繰り出される語録の気持ちの良さも説明しなきゃいけない。私は言語の重要なことの一つに「リズム」があると思っていて、これは他言語を見る時にも大切なことだと思っているんですけどね、たとえば日本人には「5・7・5・7・7」のリズムが身に染み込んでいて、これに通じることが多いと思います。

 ドイツ語は「タッタッタタッ」と歯切れの良いスタッカートだし、フランス語は「タラータラー」というどことなくワルツ調な感じがあるみたいな、そういうリズム的なものが言語を語る上で強い魅力を有していて、ぺこーらの語録はこのリズム感においては最強で、その上汎用性があるので、完全に「移ってくる」からこわい。

『そんなのってないぺこじゃん』は下の句にもなるし、この人は、どんなリズムで話したら楽しいか、ということを無意識で理解していると思う。

 人は会話する時に、ほとんど会話の内容を気にしていないらしいんですが、じゃあ何で判断しているかというと、表情とか仕草なんですね。ぺこーらは感覚的に「いまここでこれを言うと面白い」というのを理解していて、それが表情や仕草といった制限を取っ払うトークを生んでいます。これは別の好ましさにも通じるんですが、この兎の女の子は多人数コラボの時にうるさくしないんですよね。みなさんもアイドル番組とか見てて、全員が一斉に何かを言うので結局誰も目立ってないな……という気づきを得たことがあるかと思うし、それこそvtuberが集まってもよくそういうことが起こるんですが、ぺこーらは周りが十分に盛り上げてくれている時は、下手な野次を入れてスピーカーの音割れを起こすことをせず、この子は、そういう点において、コミュニケーション能力がずば抜けているんですよ、ねえ、分かりますか。そういうことは個人で配信している時も行われていて、他の人ならキャー!と叫びたくなるところを飲み込む仕草をすることでオモシロを演出することができる。こんな可愛い顔して。なんだ、お前は。



・ビジュ

 なんか最初はやっぱり上の理由で見てたんですけど、よく考えたらぺこーらってめちゃくちゃ可愛いんじゃないか? なんなんだ、そのまろ眉は。うさ耳なに? なにうさぎの耳付けてんの? 髪に人参挟んでるのなに? 髪の色水色なの? 綺麗かい。肌の露出度高すぎないか? もうちょいあったかくしてください。