嫌いかどうか聞くな
嫌いな人に「嫌いですか?」と聞かれて、「嫌いじゃないよ」と嘘をつくと、好きな人に好きと伝えるのも同時に嘘になる気がして辟易する。だから嫌いな人は嫌いかどうか聞かないでほしいという気持ちがある。
好きな人に「好きか」と聞かれると正直に「好き」と答えられる自分が大好きなのである。そういう自分の好ましいアイデンティティを裏切るのは嫌だ。好き嫌いの嘘はつきたくないのだ。
ただ重要なのは、私は好きな相手には好きかどうか聞かれる前にもう何度も何度も、いつも伝えていて、それは周りにも隠さんのである。だから周囲の人は私がその人に対して好ましく思っていることを知っていて、自分に対してそのアプローチがないことを不安に思って「嫌いですか?」と聞くのだ。そう、そのとおりだし、嫌いだから言わないのだ。
私は好きでない相手に対して愛想を振りまけるほど器用ではない。器用だったらもうやっているのだし。
いや、だからといって「今まで一度も好きだと伝えられてない」としても、それは単に機会がなかっただけということもあるので、不安にならないでくれ。
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