天啓観測

Hi zombies!

逆に、親のよかったところはないか。


 親をディスるムーブが流行ってる時、私はみんなの代わりに親という存在をディスる必要がないので、褒めます。親とは基本的に実の母親のことである。実の父親や義父のことは全く考えたくないので無視しておきます。

・話が聞ける。私にも引き継がれたスキルという感じはあるけれども、興味のない話であってもとりあえず聞いてそれなりの感想を言うみたいな顔色伺いのコミュニケーションが母親はできた。私の話もよく聞いていたし、お互いに世間の愚痴を言い合うこともあった。頑固なので口喧嘩は起こるが、一通り罵り合ったあとにまともな会話ができるということは多々あった。

・料理がうまい。母親の料理を食べて不味いと思ったことがない。焼き加減とか茹で加減とか味の加減が好みだった。まあそういう舌に育っただけかもしれんし、貧乏すぎて小麦粉を練って焼いただけのやつを出すのはやめて欲しかったけど。

・金の無心をしない。これはまあ普通のことかもしれんけど、どんなに生活が苦しくても私に金を頼ることは無かった。貸し借りはあったが、1ヶ月後に10%増しで返すルールがあったので、なんなら金を貸す方が得だった。子供に金を借りるということの是非はともかくとして。

・星が好きだった。景色に関する情緒を母親はよく語っていた気がする。真冬には、車で高台に連れてかれ、ぼーっと星を見る時があった。男と喧嘩した時などはよくそうしていた。私が景色に関する情緒を持ち合わせるのは、まあ何となくそういう影響もあるかもしれない。

・自由人の割に同情がちだった。説得する時は情に訴えればよいことが多い。大学に行くというのも割とその線でやった気がする。

・おもろい。ユーモアに関しては尊敬できる点がめちゃくちゃ多かった。時折ユーモアに厳しすぎて、滑ったこと言うと勘当させられるので、それはやばい。
↓褒められてる
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・美人だった。私の顔面が多少いいのはある程度このおかげである。