天啓観測

Hi zombies!

親は別になんもよくない

 おおかた美星が珍しくこっちに来たぞという感で読まれたんだろうけれど、あれが私の本質で、普段は結局斜に構えているだけだと思われるのは全く本意ではありません。

 全く本意でないのにも関わらず、これは二つくらい前の記事に書いたことではあるけれど、大衆の感覚に寄り添ったことを言うとその芳香に寄せられ何故か普段は寄らん虫が寄ってきて、愚にもつかない納得をして帰っていくのである。

 大抵の読者は感知もしない要素が、「親のよかったところ」の記事にはいくつも隠れている。

 一、あれは、別に親の良さではない。人の良さの話をしているにすぎないじゃないですか。あれが「親としての良さ」に見えるのなら面白いが、どんなに人格が優れていても、子供に学費を全額負担させたり、暴力を振るったり、赤ん坊の世話を任せたりするなら、それは親としては終いではない?

 二、わざわざ記事にしようとして絞り出した美点が、あの数個だけ。

 三、一つ一つの事柄に裏返された批判が強く混じっている。金の無心をするのと、金を借りるのと、何が違うのか。子供を連れて夜中に外へ星を見に行くのは、単なる家出に子供を付き合わせているだけではないか。他にはと思ったけど、他に何を書いたのか忘れました。

 もういいです。