天啓観測

Hi zombies!

ツイートにしておくにはもったいないツイートを集めぽよ 4

「人はそんなに人のことを見ていないのだから、他人の視線など気にするなという言説にはいくつか意見があるけれども、というのも「私は人をよく見ている」し、「なぜ見ていないのか、もっとよく見ろ」と思うからである。」

「自己嫌悪とナルシシズムの同居、自己肯定感の低さと自信過剰の同居」

「当然のことだ。我々は社会にあって実存を知り、実存にあって社会にあるのだから」

 

「傍聴席の笑いを取る類の被告人に似ているということは、それは罪を告白する場に立たされたり崖際に追い詰められたりした時にようやく本領を発揮するようなことであり、世界に対するアイロニー、醜い防衛本能に溢れている人種であるということである。私は大概そういう類型に属している。鬱の酷いということは割とそういう最後の場にいることのように思えるけれども、どちらかといえばどこに立っているかも分からない状態だったような気がする。死の間際にいるんだけれども、死の間際にいるとは思わず死の観念に覆い尽くされていた。薬を飲んでようやく分かった」

 

「笑い話を期待されて「なにか面白い話をして」と言われた時に私は当たり前のように「博愛主義ってのはもはや誰も愛さないということに似ていると思うんですけど」とか「共産主義を復活させたいんですが」みたいなことを話し始めるし、それでヨイショ!って乗ってくるやつも私の周りにはそれなりにいる。たぶん「お、また始まったぞw」感でウケてるんだろうけど、それにしてはみんな往々にして姿勢を正すのでおもしろい。」

 

「鬱はあんまり公言できないししない方がなんならいいだろうという大方の世論に対して、私は全然めちゃくちゃ「鬱なので遅刻します」とか「鬱なので締切守れないです」「今日は機嫌が良くないです、鬱なので」などの言い訳に使いまくっている。」

 

「私たちが後生大事に抱き抱えて愛してきた財産や健康、家具やペットや恋人は、疫病や戦争というリアリズムに常に逆らい得ないし、硝子細工ほどの硬度も価値もなくなる。安全な場所でプラカードを掲げていられるのも、帰りゃエアコンとテレビとスマホとベッドがあるからだな。」

 

くそロシアが教えてくれるのは、このばか平和な世界でも、案外戦争をしたって見過ごされるのだということと、平和を守るためなら平和な態度を取るのがどうやら一番賢いかもしれんということだ。みんなが徹頭徹尾馬鹿なふりをしていることに私は尊敬すらできる。そうだよな、少しでも考えたら、誰だってロシア人の大統領になったらウクライナに侵攻せねばならなくて、ウクライナ人もまたロシア人を殺さにゃならんということに行き着いてしまうもんな。」

 

「いや、私は知ってるんだよ。みんなが東欧や中東のことを、ワールドカップの日本対ブラジルを見るのと似た気持ちで見てることを。」

 

 

「みんな違ってみんなダメ。ゴミ。ざこ。血反吐。」

 

 

「私はいつまでツイッターをやっておるのだ。お前らもいつまでツイッターをやっている。死ぬまでそうしているつもりか。そうだ。」

 

「せめて一日一回は悲しくなってみたらどうだね」

 

「正常な人間は忘却するのだ。深い睡眠で。「その話前も聞いた」と言うと「話したっけ」というのが通常人の態度なのだ。」

 

「走れ! 地球より速く!」

「神よあれをあれしたまえ、アーメン」

 

「日記は割かし無心で書くが、昨日今日のは「他人の集合写真を見てふと思ったのは、私は写真を撮ることはあっても人に撮られることはそうない。私は社会の幽霊なのです。」「骨を折って強がりで『ちょうど折りたかったところなのだ』というのが私の人生なのです。」等書いてあってめちゃくちゃいい。」

「日記のいいセンテンス→「まあ恋は舐め合いですけれども。相手の尊厳をいかに踏みにじり、自分の居場所を作るかという、浅ましい知性の殴り合いです」「12時間寝ました、最高であり最悪の気分です。誠実たる後悔です」「くたばれ労働!」「地球より速く走って、夜と冬を追いかけたいです」」

 

「謎の衝動に突き動かされて、たまたま無能の社員と二人になったから、辞めると言おうかと思ったが、今の私の行為にはなんら信用性がないし、辞めると生活が出来なくて首を括るしかないしで、結局非常階段で煙草を吸って、夜はもう寒くないのかと思いながら帰った。」

 

「私は君たち人間のことが全く好きではないけれども、それでも喜ばせてあげたいとは思うよ。」

 

「このまま人類で少子化を進めて滅亡していくことは反出生主義者の一目標だが、根幹の理由に「苦痛の無化」があるとするならば、滅亡前の最後の人類の苦難を無視することもまたできないはずであり、また反出生という聡明な思想が生存バイアスによって霧散する可能性もあるわけである。」

 

「L'Azur!」

 

「教養のない人」呼ばわりでディスを行うことは可能で、それを単に「ばか」と呼ぶのがなぜ許されないのか、Twitterでは誰も論理的に教えてくれない。」

 

恋愛論や悲観論に関する私の箴言が、そりゃお前がそういう恋愛をしてきただけだろと批判を受けても、そりゃそうだろとかしか言えん。なぜ私が私以外の人間の認知で語らねばならないのか。」

「私は孤独でありたいけれど常に孤独ではないし、誰も放っておいてくれないので人々の意見もよく傾聴して黙って頷いているけれど、それだけ人の話を聞いたのに大抵魅了されないのなら、私の世界の方がよほど美しいということに他ならんだろう。下卑た迎合をする気も、あるいはされる気もない。」

「星は好きだが星座を探したくはない、覚えたくもない」

 

「祈らずんば呪え」

「呪わずんば祈れ。我々がリアリズムに対してできるのはそれくらいである」

 

「我々はもしかしたら全員去勢すべきではないか」

 

「失恋が恋愛という病的現象において一番かわいい。いままで全身全霊で死ぬほど愛した人のことが翻って最も恨めしくなるなんて最高にキュートじゃないか」

「必死に生きてきたのに最後にはみんな死ぬという事実が音楽と恋愛では疑似体験できる。」

 

滅びろ世界」